タイトルですけど、「陽池(ようち)」のツボと陽気をかけた高度なダジャレです。
皆さん分かってもらえましたか?
・・・
ハイ!気を取り直して、今日は冷え性改善、血流改善に効果のある「陽池」を紹介していきます。
何度か紹介してます「気血」の巡りを改善してくれる万能のツボとして知られています。

場所
手首を上側に反らしてみてください。
手首にシワができると思いますが、そのシワが手首の関節になります。
この関節の中央より小指側にちょっと移動すると、凹んだ場所があると思います。
そこが陽池の場所です。
ちなみに左右両方の手首にあります。

02_14_youchi

押し方
手首を握るように持ち、親指を立てて押します。
しっかり押して、痛気持ちいいぐらいの強さで押しましょう。
5秒押しては離して、5秒押しては離してを10回程度繰り返すといいでしょう。

「陽池(ようち)」は気血のめぐりを改善してくれるツボで、その効果は幅広いです。

先に紹介した冷え性、血流改善の他にも、リウマチ、頻尿、口のかわきや耳鳴り、眼の症状にも効果があるツボです。
陽池の「陽」は背面の部位、または陽の経脈という意味があり、「池」はくぼみという意味です。
つまり陽池とは、手の背面を走る陽経の経脈で、手首の関節のくぼみにあるツボという意味になるのです。

ツボ押しと一緒に飲みたい増大サプリのランキングの最新版が出ました↓。

   (サイト内の別ページに移動します。)

陽池は三焦経の原穴

「三焦経」の三焦とは、酸素や栄養分を体内に取り込み、エネルギーとして活動させ、不要なものを体外に排出する、という内蔵全体の働きを3つに分けたものを言います。
横隔膜より上の臓器を「上焦」、横隔膜からおへそまでの臓器を「中焦」、おへそから下の臓器を「下焦」と呼び、それらを合わせて「三焦」と呼んでいます。
この三焦を整える働きがあるツボが「三焦経」で、陽池には手のひらの療法でいう所の、脊椎の最も下、尾骨の先端に相当します。
脊椎を流れる気の流れに督脈というものがあるのですが、陽池はその出発点に該当する大切なツボなのです。

なかなか難しい説明でしたが「陽池」には血の流れを整え、気の流れも整える働きがある、重要なツボであるということです。