独特の匂いと苦味がある「ニラ」
ネギ属に分類されることからネギの仲間なんですね。
日本でも古くから食用として用いられており、「古事記」にも記述されているほど歴史があります。
緑色の「葉ニラ」の他にも、ニラの芽が出る前に加工して生育する「黄ニラ」や、花茎と若いツボミの「花ニラ」などといった種類もあります。

ちなみにニラの日本の生産量トップ3は高知県、栃木県、茨城県となっています。
豆情報でした。

ニラの栄養は精力のためにある!?

非常に栄養価の高い植物として知られるニラ。

その成分はβカロテン、ビタミンA、ビタミンC、リン、鉄分、カルシウム、ミネラルなどを非常に多く含んでいます。

中でも匂いのもとであるアリシンは、体内でビタミンB1と結合し、体内に吸収されやすくしてくれます。
そのため、代謝機能のアップ、免疫力のアップ、疲労回復に効果があります。
抗酸化作用もあり、アンチエイジングにも効果的だったり、血液がサラサラになる効果もあるので、血流改善に有効です。

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また、腸の働きを整える効果があり、下痢の時にはニラの煮汁を飲むと効果があるそうです。
う~ん、かなり苦そう。

ニラのアリシンは性欲を誘う媚薬?!

ビタミンB1と結合し、精力アップの元となる「アリシン」
仏教の世界では殺生を禁じていることから、肉や魚を食べない精進料理があります。
この精進料理よりさらに厳しい「禁葷食(きんくんしょく)」というものがあり、これは「葷(くん)」と呼ばれる匂いの強い野菜を食べないようにした食文化です。

葷とは多くの場合「五葷(ごくん)」といい、ネギ、らっきょう、にんにく、玉ねぎ、そしてニラを食すのが禁じられています。

なぜ、この5つの野菜がダメかというと、この植物が「淫」を好むとされているからです。
要するに、匂いがきつく、精力がつき、興奮する作用があるので、性欲が修行の妨げになると考えられているのです。
それほど、ニラも精力増強、性欲アップに欠かせない植物なんですね。