夜尿症に効くツボして有名なのが「上髎(じょうりょう)」というツボです。
「夜尿症?ペニス増大と関係ないじゃん!」って怒られそうですが、上髎には腰の血行を促進する効果もあるんです。
特に、女性の泌尿器系の疾患に有効なツボです。
上髎はお尻にあるツボなんですが、女性の生殖器や子宮に直結しているツボです。
生理痛、子宮後屈(しきゅうこうくつ:通常子宮はお腹側に傾いているが、背中側に傾いていたり、曲がっていたりする状態)、子宮内膜炎(しきゅうないまくえん:子宮の中で炎症を起こしている状態)といった症状に有効です。
なので、彼女や奥さんが困っていたら指圧してあげましょう。

場所
お尻の上、左右2箇所あります。
臀部の仙骨という平らな骨の一番上で、凹んだ所にあります。

上髎

押し方
背中とお尻の間くらいにあるツボなので、パートナーに押してもらいましょう。
指圧する人をうつ伏せに寝かせて、両手を腰に当て、親指で指圧していきます。
1人でやる場合は、腰に手を回し、親指を上髎に当てます。
指の腹で3秒かけてゆっくり押し込みます。
5秒キープして、3秒かけてゆっくり緩めます。
これを5分ほど行いましょう。

「上髎(じょうりょう)」は腰の血行を促進し、冷えを改善してくれるツボです。

また、夜尿症にも効果があります。
夜尿症・・・要するにおねしょです。
大人でする人は少ないもしれませんが、子供がいる人で夜尿症に困っている方がいれば、子供さんの上髎を指圧してみるといいでしょう。
他にも上髎は遺精の改善にも効果的なんです。

遺精の症状を持つ人に上髎を!

遺精(いせい)、聞きなれない言葉でしょうか?
遺精の意味は簡単。

SEXやオナニーなどの行為をせずに、意図せず射精してしまうことです。

遺精の代表的なものに夢精があります。
夢精は寝ている時に、興奮する夢などを見て勃起し射精してしまうことです。
13歳から18歳くらいの思春期の青年男性に見られる現象です。
20歳を超えても、しばらく射精しなかったら夢精することもあります。
夢精は病気ではありません。

しかし、遺精が病気と捉えられる場合もあります。

  • 1日に2~3回以上、遺精してしまう。
  • 勃起せずに射精してしまう。
  • 性的興奮を感じてないのに射精してしまう。

このような場合は神経衰弱、脊髄の神経疾患が原因で遺精している場合があります。

上記のような症状が見られる人は病院で診察を受けてみてください。

軽度の場合は上髎を指圧して症状を緩和してみましょう。