増大サプリを紹介しているカテゴリーですが、ちょっと脇道にそれてこれから3回はED治療薬について解説していきたいと思います。
今回紹介するのはED治療薬で最も有名なファイザー社の「バイアグラ」です。
ED治療薬には他にも「レビトラ」「シアリス」等がありますが、バイアグラがここまで有名な理由は、ED治療薬のパイオニアだからでしょう。
1998年にアメリカで発売されたバイアグラ。

発売当時のアメリカではEDが改善される「夢の薬」として、アメリカだけでなく日本や世界中に瞬く間に広がりました。

日本での認可が未承認中、待ちきれない男性たちが個人輸入業者などからバイアグラを購入し、併用禁忌薬の硝酸剤などど一緒に服用したため副作用を誘発、中には心肺停止する事態も起きる事件になりました。
ある意味この事件がきっかけでバイアグラの名が広まったと入ってもいいでしょうね。
そんなバイアグラの成分や効果といった基本情報をご紹介。

03_34_viagra

バイアグラの有効成分と効果効能

バイアグラの有効成分は「シルデナフィル」という成分です。
正確には「クエン酸シルデナフィル」と言います。
シルデナフィルには体内にある勃起を抑えこむ酵素を抑制する働きがあります。

勃起を抑制する酵素を抑えこむことで、勃起を促進するのがバイアグラ、というわけです。

ちなみに、シルデナフィルには別の効果もあり、肺動脈性肺高血圧症という病気の治療薬としてシルデナフィルが用いられています。

バイアグラには精力を上げたり、媚薬のように性欲を上げてくれる効果はありません。
あくまでも、勃起抑制酵素を抑えこみ、血流を改善することで勃起させるための薬です。

バイアグラの持続時間と注意点

バイアグラはSEXの1時間前に飲むのが良いとされています。
空腹時であれば30分ほどで効き目が出ます。
また、効果の持続時間は5時間ほどあります。

副作用としては、目の充血、頭痛、顔のほてり、動悸などが表れます。

併用禁忌薬(一緒に飲むと危険な薬)もあります。
この併用禁忌薬の種類は様々で、とても素人には分からないものばかりです。
だからバイアグラは医師の処方が必要な「医薬品」として登録されているのです。

くれぐれも自己判断でバイアグラの服用はしないようにしましょう。

ちなみにバイアグラは保険適用外の薬なので全額自己負担です。
でも保険証がいらないというメリットも有ります。

気になった方は近くの泌尿器系の病院かクリニックで処方してもらいましょう。