ネギの仲間の「アサツキ」も精力アップに効果的な食材です。
ネギ属のヒガンバナ科に分類されている球根性の多年草になります。

ネギと何が違うの?って人もいるかもしれませんが、ネギよりは色が薄くて、細い葉っぱを持っているのが特徴です。
また、ネギよりも強い辛味を持っているのも特徴の一つです。

別名ではイトネギやセンブキなどと呼ばれたりもしていて、漢字で書くと「浅葱」となります。

アサツキ

アサツキは冬が旬の野菜で、夏は休眠しています。
夏のアサツキは葉っぱが枯れて、地下の球根だけの状態になってしまいます。
冬の旬以外で出回っているアサツキは葉ネギを若採りしたもので代用されているようです。
ちなみに、アサツキの生産量は広島県が1位で、以下福島県、山形県と続いています。

そんなアサツキが精力アップにも効果を発揮します。
その秘訣はアリシンと硫化アリルにあります。

ニンニクと同じアリシンを持つアサツキ

アサツキはニンニクに多く含まれるアリシンという成分を含んでいます。

アリシンは疲労回復や血流改善、抗酸化作用がある、硫化アリルとも呼ばれている香気成分です。

仏教の教えでは性欲が強くなり、修行の妨げになるとして、「五葷」と呼ばれる食べ物を禁止しています。
この五葷とはニンニク、ニラ、ネギ、らっきょう、そしてアサツキの5つです。
それほど、性欲を上げてしまう食べ物なのです。

そんなアサツキですが、納豆と一緒に食べると精力アップ、疲労回復効果が抜群なんです。
まず、納豆のムチンやナットウキナーゼが血流を改善します。
そして、納豆に含まれるビタミンB群の吸収をサポートするのがアサツキなのです。

アサツキのアリシンがビタミンB群の吸収を助けると新陳代謝を高めて、精力増強、疲労回復に効果を発揮します。

ここでオススメのアサツキレシピを紹介。
超簡単です。
納豆とアサツキを刻んだもの、そして卵の黄身を混ぜてご飯にかける、アサツキ納豆丼。
この丼は朝鮮人参並みの精力アップを期待できます。
ぜひお試しを。