内側のスネのあたりにある、滋養強壮に効くツボ「中都(ちゅうと)」。
実はこのツボ、鍼灸師さんなどはめったに使わない、あまり人気のないツボなんですって。
でも効果はあります。

滋養強壮以外にも泌尿器系の疾患や、生殖器の働きを活発にしてくれる効果があります。

そんな通なツボ「中都」を今回はご紹介します。

場所
足の内スネにあります。
足の内くるぶしの骨から上に辿っていき、2つ目のくぼんた所が中都です。
指の横幅でいうと、7本分くらいのところです。
ちなみに、一つ目のくぼみは「蠡溝(れいこう)」というツボで、こちらも優れた効果がるので別の機会で紹介しましょう。

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押し方
あぐらをかいて座ります。
内側のスネをつかむように握り、親指で中途の辺りを指圧します。
ゆっくりと2~3秒かけて揉みながら押し込み、2~3秒かけて緩めます。
この動作を4~5分続けましょう。

「中都(ちゅうと)」の「中」は中心の意味、「都」は集まるという意味があります。

なので中都はスネの内側に気血の集まるツボ、という意味で中都と名付けられました。
気血は何度も紹介していますが、東洋医学の生命エネルギーの源である、体内を流れる気と血液を総称した呼び名です。
あまりプロの鍼灸師さんが使わない割には、重要なツボなんです。

ツボ押しと一緒に飲んで効果が上がった私の体験談は下記のページからどうぞ。

   (サイト内の別ページに移動します。)

中都ってなんでそんなにメジャーじゃないの?

中都がなぜ、鍼灸師さんにあまり使われていないのか?
その理由は、他のツボで代用できるから、みたいです。

でも中都は、滋養強壮や精力増強、女性にとっては生理中の出血がひどい時にも出血を抑えてくれる効果がある、とてもありがたいツボなんです。

なので、中都を押す時は、足の内スネにある3つのツボをマッサージすることで、滋養強壮効果を高めています。
この3つのツボとは「曲泉」、「中都」、「蠡溝」。
(曲泉は以前紹介しています。蠡溝は今度紹介します。)
この3つのツボを組み合わせて、鍼灸師さんは使っているようです。

SEX前に曲泉、中都、蠡溝を指圧して、ガンガン腰を振りましょう!