精力増強、滋養強壮、健康維持のため、色々なツボ」をご紹介していますが、そもそも「ツボ」って何でしょう?
東洋医学では体内に「気」という生命エネルギーが流れていると考えられています。
ドラゴンボールでもお馴染みの「気」ですね。
その気の流れが乱れたり、滞ったりすると、様々な体調不良を引き起こすと考えられています。
気の流れのことを「経絡」と呼んでいます。
体の中には大小様々な経絡が存在していますが、主な経絡は12本です。
それぞれ1本1本、体内の臓器と深い繋がりがあります。
経絡の節目などにツボが存在し、ツボを刺激すると気の流れが良くなります。
体内を巡っている気はツボを刺激されることで、経絡を通って各臓器に行き届きます。
要するに、ツボを押すことで全身の不調を治すことが可能なんです。
ツボはどうやって探すの?
ツボは体中にあります。
体に存在するツボの数は諸説あって、一般的には1年の日数と同じ365個あると言われています。
しかし、一昔前は350個、WHOが認めているツボは361個、国際経穴学会では670個あると言われています。
そんな数あるツボはどうやって探せばいいのでしょう?
結論から言ってしまうと、ツボの位置に「絶対ココ!」というのはありません。
ツボの考え方は2000年以上前の中国によって生まれました。
その長い歴史の中でツボの解釈やツボの位置も変わっています。
また、身長、体重などの体格によってツボの場所は異なります。
さらには、その日の体調の変化によってもツボの位置は変化するとも言われています。
押すと痛気持ちいい場所、それがアナタのツボの正確な場所です。
ツボによっては押し続けると体が暖かくなるツボもあります。
このような体の変化を見逃さないようにしましょう。
今まで効き目を感じにくかった人は、ツボの近辺をもう一度探してみて、押すと痛い場所、暖かくなる場所を刺激してみましょう。
押し続けることで必ず体調、精力に変化が現れるはずです。