超身近な食べ物なだけに、「これがほんとうに精力アップに役立つの?」って疑われそうですが・・・「玉ねぎ」です。
玉ねぎにまつわる滋養強壮・精力増強に関した伝説的な話がいくつも残っています。
ピラミッドの建設時に労働者に対して玉ねぎを支給して、栄養補給していたようです。
インドの僧侶さんは玉ねぎを食べるのを禁止されています。
その理由はペニスを温め、性的エネルギーを高めるため、冷静さを失ってしまうからだそうです。
日本のお坊さんも玉ねぎ禁止です。
「葷酒山門(くんしゅさんもん)に入るを許さず」という諺があります。
これは臭いの強い野菜、酒は修行を妨害するので寺に持込禁止!という意味です。
この「葷」とはネギ類を指していて、玉ねぎの他にニンニク、ニラ、ネギなどが臭いが強く性欲を誘う野菜として禁止されています。
などなど、玉ねぎの精力伝説は色々あります。
ではなぜ、そんなに玉ねぎは精力アップ効果があるのでしょう?
玉ねぎのアリシン(硫化アリル)が危険な香り
玉ねぎやニンニクにはアリシン(硫化アリル)と呼ばれる植物性の成分が含まれています。
玉ねぎを切った時に目に染みる、これってアリシンが粘膜を刺激するので起こる現象です。
このアリシンにはビタミンB1と結合する効果があります。
他にも玉ねぎのケルセチンというポリフェノールの一種が、脂肪を燃えやすくしてくれるため、ダイエット効果もあるとのことです。
玉ねぎの精力満点簡単調理法
玉ねぎの精力アップ効果を、さらに引き出す料理を紹介します。
その名も「酸玉ねぎ」。
作り方は、
- 玉ねぎ4~5個を4分の1程度に切り分けて、さらにスライスします。
- ビンにスライスした玉ねぎを入れて、酢をひたひたになるまで注いで浸します。
- 2~3日したら完成。
これだけです。
この料理で70代の男性が20代並みの精力を取り戻した、なんて話もあります。
ぜひ一度お試しあれ。